4つの顔
人間には4つの魂が存在します。
和魂(にぎみたま)、荒魂(あらみたま)、幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)の4つです。
和魂は、親や友人と仲良くなることや、意気投合したり、個体としての自体を超えて別の個体と調和すること働きをする魂です。
荒魂は、冬に雪の中で春をまち、春になると芽を出すような、内から外に出る力の働きをします。
幸魂は、和魂の奥にある働きです。一つのことを理解すればその先たくさんの枝分かれが起きていくような働きのことを指します。
奇魂は、指示をしなくても自律神経や、交感神経など自然にバランスをとるような働きを指します。
そしてこの4つの働きをコントロールしているのが、直霊と言います。
4つの魂の奥にある中心的存在です。
この直霊が不具合を起こすと、体や心が病がかかったりするそうです。
そうなった時にするのが「禊」ということになりますね。
滝行や、水で直霊を清め、正す。
そうすることでまた正しいコントロールができるようになると考えられていました。
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